フィールドセールスで高い好成績を残すには、昔ながらの手法も取り入れる必要があります。効率ばかり重視していては、成約率の飛躍的なアップは見込めないからです。古いやり方だと非難されることもありますが、やはり実直に何度も足を運ぶことが相手の心を動かします。ただし、自分たちにとっての利益ばかり意識していると失敗しやすいです。
相手の困りごとをしっかりヒアリングしたうえで、それを解決するための手段を提供することが大切です。どのような顧客に対しても画一的にアプローチするのではなく、心の底から改善のサポートをしたいと思うことが欠かせません。メンタルは態度に表れるので注意しなければなりません。単純に商品を提案してもそれに興味がなければ一瞬で断られます。
したがって一つに絞って持って行くのではなく、あくまでも相手のニーズを分析してから対応することがポイントです。需要にぴったりなアイテムを紹介することで購買欲を大きく高められます。購入に向けての理由付けがなされることで、成約までの動線を用意できるからです。このようなやりとりはフィールドセールスだからこそ可能になるものです。
デジタル的な手法を駆使した営業で成功しないなら、こちらに切り替えることも検討するとよいでしょう。途中まではそちらで進めていても、最終的な決め手はフィールドセールスの方が良い場合も多いです。つまり、自分の引き出しを多くするためにも、併用していくことを検討したほうが有利になります。